家づくり

家を建て替えようと思ったわけ

すずまる

こんにちは、すずまるです。

私たちは実家が所有している築40年の家に住んでいました。

建て替えのタイミングって悩みますよね。

住めてはいるし、家もある。家賃もかかってない。いつのタイミングで建て替えようか…?

賃貸に住んでいる場合は「家賃がもったいない」「子どもの学区を確定させるため」など住宅取得に関して背中を押してくれる事柄があると思います。

しかし建て替えの場合となると、実際にその土地に住んで生活は安定しているし、家賃もかかっていない(場合が多い)ため建て替えのタイミングで悩むことがあるのではないでしょうか。

今回はすずまる家が家を建て替えようと思ったきっかけ、エピソードをご紹介します。

建て替えを悩んでいる人、家を建てようか迷っている人の参考になれば嬉しいです。

建て替えはもったいない?

すずまる家は実家所有の築40年の木造住宅に住んでいました。

結婚して住み始めたときに壁紙を張り替えるなどのリフォームをしたため、見た目はきれいでまだまだ住める状態でした。

そのため家を建て替えたいと周囲の人に話すと「取り壊しちゃうの!?もったない」と何人にも言われ、まだ住み続けたほうがいいのかな?もったいないのかな?と家を建て替えすることを何度も悩みました。

すずまる

もったいないって言われると取り壊すのに罪悪感が生まれるよね。どうしたらいいんだろう…

しかし、今後老後まで建て替えせずに過ごせるか考えたときに、この家でずっとは過ごせないなと思いました。

現在33歳。85歳くらいまで生きるとすると後52年もあります。

その頃には築92年。到底今のまま住み続けることはできません。

いつかは立て直すならライフステージが変化した今がタイミングかな、と決断しました。

建て替えたい理由① 家への不満

スリッパなしでは歩けない我が家

いくら見た目がきれいでも、冬がとてつもなく寒いんです。

なぜなら床下に断熱材が入っていないから。

ある日、床がきしむなぁと思い点検口から床下に潜ってみると、我が家の床下は床のフロア材以外何もありませんでした。その下はすぐ土でした。これは寒いわけだと日々の寒さに納得しました。

温度計を設置して快適といわれる温度に室温が達しても、足元が冷たいので体感温度は寒いままです。

スリッパなしてはとても歩けないほどです。

大人はスリッパを履けば何とか過ごせますが、1歳の息子は違います。歩けるようになったばかりのまだ柔らかな足の裏で冷たい廊下を歩かなければいけません。

まだ言葉を話せないので、起きるとすぐに私の服を引っ張りながら自分の足を指さすんです。(くつしたが履きたい)…と。

すずまる

自宅でしもやけができちゃう

見ていてかわいそうで仕方ありませんでした。

安心して子育てができる家が欲しい、と強く思いました。

部屋が温まらない

息子の行動範囲が広がり自分で扉を開け閉めできるようになると、動きたい盛りの息子は寒さなど構わずに廊下に飛び出して行ってしまいます。

せっかく暖めていたリビングの暖気が一気に廊下に逃げて行ってしまいなかなか部屋が温まらない問題が発生しました。

すずまる

寒くてこたつから出れないし、ドアを開けっぱなしにする息子にイライラするし、暖房代が高額になるし…。寒さでストレス溜まりすぎ。

11月頃~3月までの約5か月間。一年の1/3以上も寒さのせいでこたつにこもりっぱなしの生活をするのは人生損してるな、と思い始めました。

通気性が良すぎる

カビ知らずの家でした。冬場に暖房MAXで過ごしていても結露を起こしたことがありません。(もちろん昔ながらのアルミサッシです)

そのくらい風通しの良い、すきま風の多い家でした。とにかく寒い。冬は家の中でもインナーダウンが欠かせない生活から一刻も早く抜け出したかった…。

虫が侵入する

どこから入ってくるかわかりませんが、とにかく虫が多かったので虫嫌いの私には地獄でした。虫の侵入によって季節の訪れがわかるほどです(笑)

お風呂への不満

昔ながらのタイル張りのお風呂でとても寒かったです。

浴槽はステンレスで深さもあり水道代がかなりかさみます。

シャワーのお湯の温度調整が難しく、最初のしばらくの間は水しか出ずその後数分危ないほどの熱湯が出てきます。温度調整の時間にかかる時間が長いのでその分水道代がさらにかさみます。

このシャワーでは子供たちがある程度大きくなった時に、子供だけで入るのは危ないでしょう。

すずまる

あぁ、子育てがしにくい

建て替えたい理由② ライフステージの変化

子供が生まれた

我が家の第一子は不妊治療(体外受精)をして授かりました。

不妊治療中は今後どのくらい治療にお金がかかるのか、本当にこどもが出来るのか、できなかった場合に本当に一軒家は必要なのか…とマイホームを持つことには消極的な考えでした。

息子が生まれてからは、のびのび快適な家で過ごさせてあげたい。新しい家で家族で楽しい時間を過ごしたいという思いが強くなりマイホーム計画が始まりました。

夫、妻ともに33歳

2022年現在、私たち夫婦は33歳です。(もうすぐ34歳になります)

35年ローンを組むとしたら69歳まで返済しなくてはなりません。

すずまる

そんな年齢までローン返済かかるのか・・・大丈夫かな

あきまる(夫)

建てるなら早めに計画建てよう!

もう少し子育てが落ち着いたらマイホーム計画を始めたいなという思いもありましたが、自分たちの年齢を考慮したらタイミングは今しかないな、と思いました。

建て替えたい理由③ 上がり続ける住宅価格

私たちが家づくりを考え始めたのが2020年。

実際に具体的に動き出したのが2021年。

ハウスメーカーを決めて家づくりを開始したのが2022年です。

すずまる

恐ろしいほどに住宅価格が向上していったよ

コロナウイルスが流行り、ウッドショックが起こり、アルミショックやコンパネ価格の上昇。ありとあらゆるものの価格がみるみる上がっていき、本当に今のタイミングで家を建てるのがベストなのか悩みました。

インターネットやYOUTUBEで住宅系のことを発信している方の情報を見ると、

  • 下がる見込みはいまのところない
  • 上がった価格はもとにもどらない
  • 悩んでいるなら早いうちに建てた方がいい

と、どの方も口をそろえて言っていました。

本当かな営業文句かな?と半信半疑の気持ちもありましたが、悩んでいるうちにさらに価格が向上しているのを目の当たりにして、今が私たちの建て替えのタイミングだなと踏み切ることになりました。

まとめ

我が家が建て替えを決めた理由
  • 子育てしやすい家にしたい
  • 寒くて動けない時間がもったいない
  • 住宅価格がどんどん上昇している
  • ローン完済の年齢を考慮して

我が家の場合はこんな理由で建て替えを決めました。

他の誰かに「もったいない」と言われたとしても、実際に住むのは私たちです。

我慢している時間やその間に住宅取得の金額が上がってしまうことの方がもったいないと思います。

建て替えのする土地が細長い土地なので規格住宅では難しく、我が家は注文住宅でマイホーム計画しております。

すずまる

今後も家づくりに関してのブログを書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。

ABOUT ME
suzumaru
某ハウスメーカーでマイホーム建設中の30代。1歳の息子との3人暮らしです。現在第二子妊娠中。