こんにちは
2022年2月から注文住宅で家づくりを開始しました
こどもみらい住宅支援金ってご存じですか?
我が家も申請する予定です。
こどもみらい住宅支援事業とは?
概要
こどもみらい住宅⽀援事業は、⼦育て⽀援及び2050年カーボンニュートラルの実現の観点から、⼦育て世帯や若者夫婦世帯による⾼い省エネ性能を有する新築住宅の取得や住宅の省エネ改修等に対して補助することにより、⼦育て世帯や若者夫婦世帯の住宅取得に伴う負担軽減を図るとともに、省エネ性能を有する住宅ストックの形成を図る事業です。
事業概要 | こどもみらい住宅支援事業【公式】 (mlit.go.jp)
対象者は?
- 注文住宅の新築
- 新築分譲住宅の購入
- リフォーム
ただし、①②に関しては子育て世帯、または若者夫婦世帯に限ります。
子育て世帯とは、申請時に18歳未満の子がいる世帯のこと。
若者世帯とは申請時において夫婦であり、令和3年4月1日時点でいずれかが39歳以下の世帯のこと。
期間はいつからいつまで?
- 建物契約日が2021年11月26日以降
- 着工日が2022年1月以降(事業者登録後)
- 2023年3月31日まで交付申請
- (変更点)「一定の省エネ性能を有する住宅」の新築については2022年6月30日までに工事請負契約または不動産売買契約を終結したものに補助対象を限定します。
予算に限りがあり、期間より前になくなる可能性が大きいと言われていましたが、2022年4月に追加予算が発表され、600億円が増額されました。
期間が延長されましたが、一定の省エネ性能を有する住宅(60万円補助金)に関しては期間が限定されました。
補助金額はいくらもらえる?
ZEH住宅 | 100万円 | 強化外皮基準に適合し、再生可能エネルギー等を除き、基準第一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量が軽減される性能を有する住宅 |
高い省エネ性を有する住宅 | 80万円 | ①認定長期優良住宅 ②認定低炭素住宅 ③性能向上計画認定住宅 のうちどれかを有する住宅 |
一定の省エネ性能を有する住宅 | 60万円 | 品確法に基づく日本住宅性能表記基準で定める断熱等性能等級4かつ一次エネルギー消費量4の性能を有する住宅 |
住宅の性能に応じてもらえる補助金の金額が違います。
建てる住宅会社によって申請手数料が異なります。
補助金が満額もらえない場合があります。
我が家は思ってたより手数料高すぎました。
我が家の補助金申請の手数料は25万円!
すずまる家の場合は太陽光パネルは乗せない予定なので、高い省エネ性を有する住宅として80万円の補助金を申請する予定でした。
契約時から申請をする前提で話を進めており、認定長期優良住宅を申請するための申請料として15万円の費用が発生するという説明を受けて合意していました。
80万円(補助金)-15万円(申請料)=65万円
申請手数料を差し引くと、65万円がもらえる計算です。
しかし、着工1か月前になったある日営業さんから「こどもみらい住宅支援金の申請をすると着工が遅れる可能性がある」と言われました。
私たち夫婦としては手元に残るお金が少しでも多い方がいいので、少しなら遅れても構わないので補助金を多くもらえる方法で進めてほしいとお願いしました。
営業さんもその場では了承してくれました。
しかし後日に電話があり、「長期優良住宅の申請料金が当初は15万円と説明していましたが、実は25万円でした。長期優良住宅を取得すると逆にもらえる補助金が少なくなってしまいます。60万円の方だと申請も特になく、着工も遅れないで済みます。どうされますか?」と言われました。
80万円(補助金)-25万円(申請料)=55万円
申請手数料が急に10万円も高くなりました。(勘違いだったそうです)
それだと当初もらえると思っていた金額より10万円もマイナスになってしまいます。
え?言ってること変わってるじゃん。
長期優良住宅の申請は時間もかかるし手間もかかる。それなのにメリットは少ない…というのは噂に聞いて理解していました。フラット35でローンを借りる場合は減額対象になっているようですが、我が家の場合は地銀でローンを組んだのでローン上のメリットもありません。
完全に、こどもみらい住宅支援金をもらう目的のための申請です。
長期優良住宅を申請しない場合は手数料がかからないため、「一定の省エネ性能を有する住宅」として60万円がもらえます。
着工が遅れると言われたり、急に申請手数料の価格が10万円も上がったり。
めんどくさかったのかな…と思わざるを得ません。
着工が遅れると計画していた予定がずれてしまうでしょうし。
大きな金額が動く家づくりの中だと、少しの金額に思えるかもしれません。
でも5万円、10万円の差って大きな金額ですよ?
憧れの家電も買えちゃうし、近場だったら旅行もできる。おいしいものも食べられるし、欲しい服だって鞄だって大体買えちゃいます。
一生懸命に減額調整して、あきらめたオプションだってつけられるし、もし宝くじで当たったら小躍りするほど嬉しい金額です。
それが急に「やっぱり申請料15万円じゃなくて25万円です」と言われても、それって納得できない。
というか説明に誠意がない気がして不信感が出てきてしまうし、なんだか悲しい気持ちになりました。
素敵な家が出来そう♪と楽しみにしていたのに、この一件で急にハウスメーカーに対してモヤモヤした気持ちになってきてしまいました。
結局、申請手数料の取られない60万円の補助金を申請していただくことにしました。
こどもみらい住宅支援事業は施主が申請するものではなく、業者が申請するものです。
業者によって手数料・申請料が異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。