こんにちは、すずまるです
2022年2月に契約、6月に着工
33歳で34坪の注文住宅を建設中のブログです
大きな問題が発覚する
ハウスメーカーから突然の連絡が入る
基礎工事もついに終盤。立ち上がりのコンクリート打設を翌日に予定していました。
天気予報も晴れ、暑すぎずにいいお天気になりそうだな…と楽しみにしていた時に、ハウスメーカーの方から電話がありました。
非常に申し上げにくいのですが、基礎屋さんがコンクリートの強度を間違えて施工してしまったため、解体して1からやり直させてください。
ハウスメーカーが指定した強度よりも弱い強度のコンクリートが使用されていたとこを伝えられました。
間違った強度のコンクリートが使用されていた
現場監督さんは基礎屋さんからコンクリートの伝票を提出してもらって確認しているそうなのですが、我が家の伝票を確認したところ24ニュートンのコンクリートが18ニュートンで打設されていたそうです。
安く済ませるために強度の低いコンクリートを使われたんじゃないんですか?
業者さんには毎回使用したコンクリートの伝票を提出してもらっているので、そのようなことはないと思います。
他の住宅メーカーと間違えてしまった、と業者は説明しています。
(本当かな、大丈夫なのかなぁ)
たびたび耳にする耐震強度の偽装問題や、たまたま直近で正直不動産というドラマにはまっていたこともあり、疑心暗鬼になってしまいました。
コンクリートの強度で何が違うの!??
コンクリートとしての見た目は同じでも強度が違えば、耐震性や住宅としての寿命に大きく影響してしまいます。
JASS5 3.4設計基準強度および耐久設計基準強度に基づくと、18Nの場合は30年、24Nの場合は65年と耐用年数に違いが出てきます。
コンクリートについて全然知らなかったけど、使用するコンクリートの強度によって耐用年数がこんなに違うんだ!?
気づいてやり直してもらって良かった~!!
(そもそも間違わなければよかった話なんだけど…)
問題発覚後の対応
やり直し工事が決定する
問題が発覚後すぐに工事をストップさせて、基礎工事をやり直す判断をしてくれました。
自宅まで謝罪に来てくださり、すぐに新しい工程表を持ってきてもらいました。
解体工事からやり直すため、工期が1か月半ほど伸びてしまうことになってしまいました。
作った基礎を壊すなんてミスはあってはならないことだし、会社としても本当に恥ずかしいです。ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした。
誠心誠意謝罪してくださり、すぐにミスを認めてやり直す判断をしてくれたためハウスメーカーへの信頼度は下がりませんでした。
しかし工事を施工するのはあくまでミスをした基礎屋さんです。
やり直し工事で会社としても大きな損失を受けたでしょうから、「この現場早く終わらせてしまおう」などと手を抜いた施工にならないかということだけが気がかりです。
基礎部分も鉄筋もコンクリートを流してしまえば見えなくなってしまうものなのでなおさら心配です。
ハウスメーカーにお願いしたこと
現場への巡回、見守りの強化
基礎屋さんへの不信感を持っていることをお伝えし、現場監督さんに現場への巡回の頻度を上げてほしいことをお願いしました。
近隣住民へのあいさつ回り
解体工事をすることになるので、騒音が発生してしまいます。
また、一旦作ったものを壊す、ということになると周りで工事の状況を見ていた方々は驚かれることでしょう。
地鎮祭後に一度あいさつ回りをしていただいていましたが、再度ご挨拶をしていただけるようにお願いしました。
今後について
工事の進捗状況など、今後もブログに残していく予定です。
今後は問題なく施工されて、トラブルなく新築工事が終わることを祈っています。